【レビュー】Netflixオリジナル映画「アウトサイダー」を観た感想

今回はNetflix注目の映画「アウトサイダー」には、日本でも活躍している浅野忠信、椎名桔平、忽那汐里などが参加しておりちょっと興味が湧いたのでw早速観てみたので個人的なレビューを行いたいと思います。

戦後の大阪が舞台の任侠映画

Netflixは海外ドラマのイメージが強いのですが、この映画は日本が舞台の任侠映画で海外スタッフが製作したということや、日本人俳優の浅野忠信や椎名桔平が出演しているとのことで、これなら入りやすいなぁと思ってさっそっく観てみました。

ちなみにNetflixでオリジナルで日本向けに作ったドラマでお笑い芸人「ピース」又吉さんの小説が原作の「火花」の感想も書いて見ましたので【見放題動画】Netflixドラマ「火花」を観た感想も是非参考にして見て下さい。こちらもオススメです。

キャスト

ジャレッド・レトー(ニック役)

「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞助演男優賞を獲得した俳優さんです。
残念ながら私は存じ上げずで、すいません。でもイケメンなのでかなり印象に残りますね。
ちなみにあらすじでも紹介しますが、元アメリカ兵ヤクザという役です。
基本は英語ですが、たまに片言で日本語のセリフが光ってました。

 

浅野忠信(清 役)

だれもが知っている日本人ハリウッド俳優!凄味がありますね~やはり安定した存在感が見ている人を安心させますよね。この人が出てたらちょっと観ようかなと思っちゃいます。この映画では主人公ニック(ジャレッド・レト)を刑務所でヤクザの世界に迎え入れた役柄です。しかも妹(忽那汐里)がニックと恋に落ちるんですね。

 

椎名桔平(オロチ役)

もうこの人も鉄板ですよね。国内ドラマ映画でもいい役でかならず出演してますよね。浅野忠信との手堅い俳優陣が脇を固めて、物語自体に深みが出てきますよね。
清とは幼馴染ですが、これがいつか敵対するようになるんですね

 

 

出典:オスカープロモーション

忽那汐里(美由 役)

さて、この作品では浅野忠信の妹役を演じており、主人公と恋に落ちる重要な役。演技力もある実力派女優さんですね。実は日系オーストラリア人三世らしく、日本語と英語のバイリンガルなんですね~見た目が和風美人なのでもちろん出身も日本の方だと思ってました。

この役もオーディションの約300人の中から選ばれたそうで、演技力やオーストラリア出身の英語力が決め手になったようです。すごいですね。ちなみに、マーベル作品「デッドプール2」に出演が決定しているそうです。楽しみですね~

 

出典:映画.com

大森南朋(勢津ヒロミツ 役)

TVドラマ「ハゲタカ」からファンになり、この方の味のある演技が凄く好きです。インテリなヤクザなんかが嵌まり役なんですよね。ちなみに最近プレイした「龍が如く」でも悪役で登場したので非常に身近に感じます。「アウトレイジ」にも出演されているので、極道系ではもう外せない俳優さんかなと個人的には思いますね。ちなみにこの作品では、神戸の新興勢力を率いる抗争相手の組長を演じています。

あらすじ

ドラマの舞台は、太平洋戦争後の大阪が舞台のヤクザ映画です。元米兵のニック(ジャレット・レト)が主人公です。何故か日本の刑務所に入っており、日本のヤクザ清(浅野忠信)と知り合い清の脱走を手伝うことから話は始まります。

釈放後に清(浅野忠信)の導きのもと大阪ヤクザである「白松組」の組員になり、勢津会(神戸)との抗争の中で、アメリカ人でありながらヤクザ社会に染まっていくんです。

清(浅野忠信)と兄弟分のオロチ(椎名桔平)、ニック(ジャレット・レト)の恋人、忽那(美由)は清の妹でニックに愛されるヒロイン美由、大森南朋は神戸の新興勢力を率いる勢津、田中は白松組組長を演じています。

 

ここから感想です(ネタバレ)

重厚感があるが日本ではない。あとストーリーが残念…

今回は北九州でロケされたようなので、街並みなどは日本の街を再現されており、スタイリッシュで重厚感のある雰囲気はいいですが、やっぱり厳し目にゆうと戦後の日本ていう感じが一切しない。建物や車がおしゃれすぎる。国産車が一切でてこない。。なんかゴットファザー的な感じなんですよね。もちろんハリウッド映画でよくある忍者とか芸者しか出てこない・・ってことは無いものの、なんか詰めが甘いんですよね。

あとは、作品の設定や展開がちょっと厳しいなと感じました。ニックが日本のヤクザ社会に溶け込み組の一員として迎え入れられて、家族という固い絆と成長していく姿、まるで「ラスト・サムライ」のようにこの作品で描きたかったんだろうなと思いますが、ニックがなぜ元米軍人で日本の刑務所にいるのか?出所したら本国に帰らないの?とか、設定が謎だらけなので、その辺が薄ぺらく感じるんですよ。もっと内に秘めた野望や因縁みたいなものがあれば、深みを感じられるんですけど。

あとは、どうしても気になるのが、ラストです。清(浅野忠信)を裏切ったオロチ(椎名桔平)をニックが最後に組事務所に一人で斬り込みに行って、最後よくわからないままラスボスのオロチ(椎名桔平)がニックに喉元を掻っ切られるんです。僕も観ていて、「えっ?これで終わり?」とうラストの盛り上がりが残念過ぎるんです。ここまで来てこの終わり方はあまりにもって感じで、何かモヤモヤしましたね〜。これ劇場へ観に行っていたら金返せって思いますw

 

でもやっぱ日本俳優陣はいいです!

キャスト紹介でも紹介しましたが、やっぱり脇を固める俳優陣がいいんですよ!だから話がイマイチでもちょっと観てみようかなって思うんですよね。浅野忠信、椎名桔平、そして大森南朋の3人が出演しているだけで、なんか大人向けの良作の匂いがするんですよね。やはり今回日本が舞台だけにやっぱり厚みがある俳優陣がとってもいいんです。

特にニック(ジャレッド・レトー)や清(浅野忠信)が所属している白松組の組長役を演じている田中泯もいい感じで、組長役にはぴったりです。永遠の0でもヤクザの親分役なんですが、あの眼力のある演技にかなり感動しました。寡黙で頑固なオヤジ役を演じさせたら右に出る俳優さんいないんじゃないですかね。そう考えると、やっぱりこの映画は脇の俳優さんが薄っぺらな内容をフォローしてますね。ここの日本人俳優さんの演技とかは逆に是非観て欲しいですね。

まとめ

結論としては、この作品は話の展開がイマイチですが、Netflixが日本を舞台に作った独占作品ってどんな感じなんだろう?オール日本ロケで舞台が大阪の設定なのに北九州で撮影したのか?メイキングや背景からこの映画を見てみたい!って割切れる方ならいいんではないでしょうか。

あとはやはり任侠モノなので、ヴァイオレンスな内容は否めません。なので嫌いな方ならやめた方がいいですが、先ほども述べたように脇を固めているのが日本人俳優なのでなんとか観れるかなって感じです。ただ満足感を求めてはいけませんw

Netflixも海外ドラマがほとんどですが、少しずつ日本向けのコンテンツが増えてくれればありがたいですね~。やはり国内ドラマが好きな方はラインナップが増えるのを待ってるとおもいます。