【見放題動画】Netflixドラマ「火花」を観た感想

お笑い芸人の苦悩や友情を描いたリアルな作品「火花」

いつもお笑いテレビを観ていて「ホントこの芸人さん面白いわ~」ってよくあるんですが、一見、お茶の間を簡単に笑わせているように見えて、裏ではネタを作ったり、漫才のネタ合わせしたりと目に見えない苦労と努力があるんですよね~

そんな芸人さんの苦悩や現実がたんまり実感できるドラマ「花火」をみたので、レビューをお伝えしたいと思います!観ていない方は是非見て欲しいですね。

ちなみに原作はこちら

こちらは皆さんご存知の通り、かのお笑い芸人「ピース」又吉さんの小説です。第153回芥川龍之介賞。

火花 小説

出典:Amazon

発行日が2015年3月なので、結構前になるんですね。300万部以上は売れたようです。劇場版、このNetflixドラマ版などなど色々なメディアに展開されているので、数年経った後でも結構な売れ行きなんですね!文庫本も登場してます。

「火花」のあらすじ(ネタバレあり)

ドラマ火花(2話)

出典:Netflix

「スパークス」というコンビ芸人の徳永(林遣都:はやし けんと)が主人公。そして売れなのい若手芸人として、熱海の花火大会の余興で漫才に来ていた先で、同じくコンビ芸人の「あほんだら」の神谷(波岡一喜:なみおかかずき)の個性が強く挑戦的な漫才に魅了され、弟子入りを申し出る。それから十数年もの間、芸人の二人の友情を描いた作品です。
神谷のするどいお笑いに対しての哲学、そんな神谷をいつも慕うのですが、挑戦的な漫才が周囲からは受け入れられずどん底に。その反面、スパークスとしては一時は売れて上り調子だったのだが、世渡りが苦手なチャンスを逃す。それから一気に人気は下火になり、色々あって結局はコンビ解散。徳永も普通のサラリーマンになる。

最終回では、行方知れずの神谷と再会し、二人で初めて出会った熱海へ行き昔を思い出すのであった。

出演者

林 遣都 (徳永役)

林遣都

出典:Netflix コンビ「スパークス」奥が林 遣都、手前が 好井まさお

1990年生まれ 滋賀県出身。映画「バッテリー」(2007年)の主演で俳優デビュー。この作品で第31回日本アカデミー賞 新人俳優賞、キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人男優賞など、数々の賞を受賞したようです。そこから結構な数の作品に出演している方ですね。

徳永は、お笑いコンビ「スパークス」のボケ&ネタ作り担当で外向きというより、自分のアイデンティティを守りる繊細で素直な性格は、この林さんのイメージとよくあっていると思いました。

波岡一喜(神谷役)

あほんだら(火花)

出典:Netflix 「あほんだら」右が波岡一喜 左が村田秀亮

1978年生まれ 大阪府出身。映画「パッチギ!」で俳優デビュー、数えきれないほどの映画やドラマに出演されていますね。なんと早稲田大学の政治経済学部卒業とは、かなりの高学歴!結婚もされていて3児のパパとのこと。映画版は観ていませんが、映画版よりやはり浪岡さんの方が、ハマリ役じゃないでしょうか!

前述のメイン俳優さん2人は、やはり関西出身の方がキャスティングになりますよね。ドラマの設定も関西から上京してきたという流れなので、やはり関西弁が流暢な方でないと難しいんですよね。関西人の僕がみても話し方はリアルでイントネーションも自然でしたよ。そこもすごくリアルな感じがしました。

さて、他にも有名な方がこのドラマに出演されています。

村田秀亮(あほんだら大林 役)

どこかで観たな~と思い調べるとトロサーモン村田さんでした。ドラマでは、神谷の相方を演じています。やはり本業も芸人さんだけあり、かなり自然な演技ですね。よかったです。

好井まさお(スパークス山下 役)

こちらもどこかで見覚えが?ということで、やはり吉本の芸人さんでした。コンビ井下好井の 好井まさおですね。結構お芝居も自然でしたね。

ちなみに井下好井の漫才はこんな感じです。

 

門脇麦(宮野真紀役)

花火(真樹と3人で団らん)

出典:Netflix 右の女性が門脇麦

この方も最近民放ドラマでよくお見掛けしますね。ドラマでは、神谷と同棲している恋人役を演じています。3話で徳永と神谷と3人のシーンが印象的でした。神谷にとっては、この頃がいちばん良かったんですね~。

 

小林薫(渡辺 役)

主人公徳永がよく行く珈琲店の店長さん役で出演されていました。ちょい役なのに大御所の役者さんが出演されているところには驚きますね。しかしシブい。ドラマがより奥行き深いものになりますね~。

 

山本彩(熱海の居酒屋店員役)

ホントちょい役で出てくるのでこれまたびっくりです。最初と最後の熱海の居酒屋で訪れる店員さん役で出てきます。店員さんなのに、アイドルオーラが出ているので、ちょっと浮いている感じはありましたね。

その他、著名な役者も出演されてましたね!是非ドラマと御覧ください!

あとちなみに、吉本の芸人さんが以Netflix火花のDVD発売でドラマを語る動画がアップされてました!是非こちらもごらんくださいね。

この紹介動画で話題がでたのですが、4話で徳永(林)が相方の山下(好井)を公園に呼び出しシーンで、山下にたまった不満をぶちまけるシーンがありました。そこで、山下が公園で唾を吐くのですが、なぜか妙に唾を吐くシーンをカメラワークでも強調されていたのです。何故かな?と思ってたんですが、この紹介動画を観たときに又吉の実話だったからその理由がわかりました。より面白さが倍増ですね。

このドラマを観ての感想

一旦見始めると、入り込んでしまい結構連続で観てしまいました。Netflixでも数少ない国内ドラマだけに見ごたえがありました。地上波のように大多数が喜ぶような内容ではありませんが、そこが逆に見ごたえがありましたね。
さて、ここからは僕が今回全10話を観て思ったことをカンタンに感想をまとめますね。

さすがは原作は又吉だけに、リアルなお笑いの世界が描かれていた!

花火(9話)

出典:Netflix

私も芸人を目指したことがないので、怒られるかもしれませんが、とにかく徳永や神谷の芸に対する直向きな情熱。コンビ間の息合わせ、すれ違い、ケンカ、そして葛藤。公園でのネタ合わせ風景。その他色々と売れない若手芸人の現実が描かれています。やはり原作がピース又吉だけあって、この辺はかなりリアルなんだなぁと感じさせますね。

ドラマの漫才なのに、ネタが結構面白い

ドラマ中に漫才のシーンが出てきますが、このネタが結構受けてしまい、これドラマよね?十分笑えるやん!と驚きました。小説ではどうだったか知りませんが、ドラマに出てくる漫才シーン、スパークスやあほんだらの漫才が、すごくおもしろかったんですね。漫才シーンだけ集めたDVDとかも出したら売れるんじゃないんでしょうか!

最後はちょっと引いてしまった…

これは色々と意見はわかれると思いますが、原作を知らない私にとっては、スパークスが解散する9話で綺麗に終わればよかったのではないかと思いました。
最終の10話、自己破産し行方をくらませた神谷。芸人の道をあきらめサラリーマンとして日常を送っていた徳永。その1年後。突如、神谷から電話がなり呼び出され、居酒屋で会った時によく見ると神谷の姿が変わっていたんです…。ここでは敢えて言いませんが、面白さのために自分自身の姿も変えてしまった神谷。なんとも哀れ…ホント徳永もそのことを諭してました。泣けるところでした。ちょっと下品に感じるラストは、ビジュアル的引いてしまうところがあったなと…。
この作品良かったので、うちの奥さんにも勧めようとおもったのですが、さすがにこのラストは受け入れられないんだろうなと。。でも勧めたんですが、結局は最後までみなかったようですw

まとめ

色々と書きましたが、結論としては、前評判どおり非常に良かったです!ただ観る人とを選ぶ作品でもありますね。子供や恋愛ドラマが好きな奥さんにはちょっと勧められませんがw映画好きな友人なら勧めますね。

昔からTVで聞いていた「ザ・芸人」を具現化した中身の濃いドラマで、民放とは違い軽い上辺だけの視聴者に媚びたドラマではなく、映画みたいなクオリティが10話もあるので、ぐいぐいとハマります。是非お勧めします!